今日は、garaponと散歩に行ってきましたが…
昨日以上の人出。知人のお店を覗いてやはり退散!
飛鳥山は、ソメイヨシノの故郷近く、江戸のお花見の名所。
ソメイヨシノやサトザクラが約650本植えられています。
その中に、珍しい「ササベザクラ」をみつけました。
水上 勉の「櫻守」という小説にサクラ博士が出てきますが、そのモデルとなったのが「笹部新太郎」という「荘川桜」の移植をした人です。
生涯を桜にささげた笹部さんの家の庭に偶然芽吹いたのがこの「ササベサクラ」だそうです。
桜の名所にしたのは、八代将軍徳川吉宗。約280年前、吉宗が享保の改革の施策のひとつとして、江戸っ子たちの行楽の地とするため、飛鳥山を桜の名所にしたそうです。当時、桜の名所地では禁止されていた「酒宴」や「仮装」が容認され所でもありました。江戸っ子たちは様々な趣向を凝らして楽しみました。明治6年、太政官布達によって、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定されました。
由緒正しき公園です。